EXHIBITIONS

皇居三の丸尚蔵館展 皇室の至宝 北海道ゆかりの名品

2024.09.21 - 10.27

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 北海道立近代美術館で「皇居三の丸尚蔵館展 皇室の至宝 北海道ゆかりの名品」が開催されている。

 皇居三の丸尚蔵館は、代々皇室に受け継がれてきた美術工芸品を収蔵している。本展では、そのなかから北海道と京都、江戸とのつながりを示す近世の名品や、北海道行幸啓にまつわる作品、北海道ゆかりの作家の作品など、皇室と北海道をつなぐ優品を一堂に紹介。

 近世では、皇室や幕府と関わりを持った松前の画人・蠣崎波響をはじめ、円山応挙、呉春、伊藤若冲、酒井抱一、谷文晁ら著名な絵師による作品が揃い、宮廷文化を感じさせる雅楽器や香道具なども展示。また、近代では、横山大観ら帝室技芸員による作品や、山口蓬春、上野山清貢、片岡球子、岩橋英遠など北海道ゆかりの作家の作品を、皇居三の丸尚蔵館の収蔵品を中心に北海道立近代美術館のコレクションなどとあわせて紹介している。