世界遺産　大シルクロード展

　岡山県立美術館で「世界遺産　大シルクロード展」が開催されている。

　東洋と西洋とを結ぶシルクロードは、古代から重要な交流、通商ルートであり、多様な民族が興亡した文化融合の地であった。

　本展では、洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域などの博物館・研究機関が所蔵する文物を紹介。中国の最高級の貴重な宝物を指す「一級文物」44点を含み、世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模展となっている。西方や北方の香り高い遺宝の数々、日本との縁も深い唐時代の名品、仏教美術の優品を展示している。