EXHIBITIONS
九州産業大学美術館 卒業生プロの世界vol.9
牛島智子 ホクソ笑む 葉緑素
九州産業大学美術館で「九州産業大学美術館 卒業生プロの世界vol.9 牛島智子 ホクソ笑む 葉緑素」が開催されている。
「ホクソ」とは、ろうそくの燃え殻、または火の粉のこと。「ほくそ笑む」は、控えめにかすかに笑う、満足そうにほほえむこと。そして、「葉緑素」は、植物の葉の中で光と水とCO2から炭水化物をつくり、酸素を放出する営みをする成分を指す。「ホクソ笑む 葉緑素」という本展タイトルは、九州・筑豊地方、八女市に拠点を置き、精力的に活動を続ける美術家・牛島智子が名付けた、近作シリーズの作品名にもとづいている。
三角形と四角形を組みあわせた家型の図形を起点として描き、それとつながりあう多角形たちの増殖していくさま(五角形から三十一角形まで増えていく)をみずみずしく描きだした連作《ホクソ笑む葉緑素》(別名「ヤ」シリーズ)を、本展では、現在形の牛島の代表作として核に据えつつ、半世紀にわたる彼女の探究をたどり、そのめくるめく創作世界へ誘なう。
「ホクソ」とは、ろうそくの燃え殻、または火の粉のこと。「ほくそ笑む」は、控えめにかすかに笑う、満足そうにほほえむこと。そして、「葉緑素」は、植物の葉の中で光と水とCO2から炭水化物をつくり、酸素を放出する営みをする成分を指す。「ホクソ笑む 葉緑素」という本展タイトルは、九州・筑豊地方、八女市に拠点を置き、精力的に活動を続ける美術家・牛島智子が名付けた、近作シリーズの作品名にもとづいている。
三角形と四角形を組みあわせた家型の図形を起点として描き、それとつながりあう多角形たちの増殖していくさま(五角形から三十一角形まで増えていく)をみずみずしく描きだした連作《ホクソ笑む葉緑素》(別名「ヤ」シリーズ)を、本展では、現在形の牛島の代表作として核に据えつつ、半世紀にわたる彼女の探究をたどり、そのめくるめく創作世界へ誘なう。