EXHIBITIONS
生越文明 写真展「CONNECTED LIFE―いのちの礎―」
OM SYSTEM PLAZA クリエイティブウォールで、生越文明による写真展「CONNECTED LIFE―いのちの礎―」が開催されている。
「旅しない写真家」を標榜する生越は、登山やキャンプ、スキューバダイビングなどのアウトドア・アクティビティとは無縁なフィールドでモノクロ作品を制作。OM SYSTEM Tough TG-7 を購入して「顕微鏡モード」と出会い、初めてカラー作品の制作に取り組んでいる。
今回選ばれた被写体は、街角や近所の公園に植えられている樹木の「葉っぱ」となっており、20点の作品が展示。
本展に寄せて、生越は次のように述べている。
「葉っぱの表側、あるいは裏側にある葉脈をマクロ撮影することは、とくに珍しいことではありません。しかし、初めて顕微鏡モードで映し出された「葉脈」を観たときに私の心は大きく揺らぎました。そこには見事な主脈や側脈が葉っぱ表面から浮き上がっていたからです。
これを観たときに思い浮かべたのは私自身の左腕にある血管のことでした。血管といっても血液透析をするために手術でつくられた『シャント』と呼ばれる特殊な血管のことです。葉脈のように浮き出たこの血管には週3回、2本の太い注射針が刺され、全身の血液を機械で浄化しています。自分の命がつながれているさまが葉脈と重なったのです。
TG-7の顕微鏡モードを通して見える新緑の葉脈、枯葉の葉脈の美しい形からその生命力を感じてほしい」(展覧会ウェブサイトより)。
「旅しない写真家」を標榜する生越は、登山やキャンプ、スキューバダイビングなどのアウトドア・アクティビティとは無縁なフィールドでモノクロ作品を制作。OM SYSTEM Tough TG-7 を購入して「顕微鏡モード」と出会い、初めてカラー作品の制作に取り組んでいる。
今回選ばれた被写体は、街角や近所の公園に植えられている樹木の「葉っぱ」となっており、20点の作品が展示。
本展に寄せて、生越は次のように述べている。
「葉っぱの表側、あるいは裏側にある葉脈をマクロ撮影することは、とくに珍しいことではありません。しかし、初めて顕微鏡モードで映し出された「葉脈」を観たときに私の心は大きく揺らぎました。そこには見事な主脈や側脈が葉っぱ表面から浮き上がっていたからです。
これを観たときに思い浮かべたのは私自身の左腕にある血管のことでした。血管といっても血液透析をするために手術でつくられた『シャント』と呼ばれる特殊な血管のことです。葉脈のように浮き出たこの血管には週3回、2本の太い注射針が刺され、全身の血液を機械で浄化しています。自分の命がつながれているさまが葉脈と重なったのです。
TG-7の顕微鏡モードを通して見える新緑の葉脈、枯葉の葉脈の美しい形からその生命力を感じてほしい」(展覧会ウェブサイトより)。

