EXHIBITIONS
Co-program B「眼差しの手入れ」展
京都芸術センター ギャラリー北・南ほかで、Co-program カテゴリーB 2024採択企画「眼差しの手入れ」が開催されている。
本展は、キュレーターの河村清加による二人の彫刻家、婦木加奈子と丸山のどかの企画展だ。両作家それぞれの身近な風景を見つめる視点を知ることで、風景の背後にある人々の営みを重層的にとらえ直すことを促す。
人の生活や労働、作為がつくる風景と、その果敢無さに目を向けた民俗学者の柳田國男の眼差しにならい、本展では二人のアーティストがとらえた光景を一時的・仮設的に立ち上げる。
婦木は、日常生活の行為を読みかえ、身近な場面に作品を介在。丸山は、風景の表層のみが切り取られた立体作品を現実の場に配し、景色を異化させる。長い歳月をかけて使い込まれてきた京都芸術センターの「うち」と「そと」を行き来しながら、建築の特徴や痕跡と呼応するようにして手入れを展開。
間断なく、時に劇的に変化し続ける風景。素朴な光景に異質さを見出す眼差し、その差異を際立たせる手入れによって、眼前に広がる風景と背後にある人々の営みを多層的にとらえ直す。
本展は、キュレーターの河村清加による二人の彫刻家、婦木加奈子と丸山のどかの企画展だ。両作家それぞれの身近な風景を見つめる視点を知ることで、風景の背後にある人々の営みを重層的にとらえ直すことを促す。
人の生活や労働、作為がつくる風景と、その果敢無さに目を向けた民俗学者の柳田國男の眼差しにならい、本展では二人のアーティストがとらえた光景を一時的・仮設的に立ち上げる。
婦木は、日常生活の行為を読みかえ、身近な場面に作品を介在。丸山は、風景の表層のみが切り取られた立体作品を現実の場に配し、景色を異化させる。長い歳月をかけて使い込まれてきた京都芸術センターの「うち」と「そと」を行き来しながら、建築の特徴や痕跡と呼応するようにして手入れを展開。
間断なく、時に劇的に変化し続ける風景。素朴な光景に異質さを見出す眼差し、その差異を際立たせる手入れによって、眼前に広がる風景と背後にある人々の営みを多層的にとらえ直す。