EXHIBITIONS

山口幸士、江﨑文武「Reflection / Reverb」curated by 山本憲資

2024.06.28 - 07.27
 MAHO KUBOTA GALLERYで、ゲストキュレーターに山本憲資(SML)を迎え、山口幸士、江﨑文武による展覧会「Reflection / Reverb」が開催される。

 山口幸士の景色、光をとらえたペインティング1枚ごとに、江﨑文武がその風景からインスピレーションを受けて楽曲を制作。絵画と音楽が一体となったインスタレーションが実現した。本展では、キャンバスと譜面を並べて展示し、自動演奏のピアノがその空間で曲々を奏でる。

 山口幸士は神奈川県川崎市出身。街を遊び場とするスケートボードの柔軟な視点に強く影響を受け、日常の風景や身近にあるオブジェクトをモチーフにペインティング、ドローイング、コラージュなど様々な手法を用いて独特な視点に転換。

 江﨑文武は音楽家。1992年福岡市生まれ。4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。WONKでキーボードを務めるほか、King Gnu、Vaundy、米津玄師など、数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。映画『ホムンクルス』(2021)、テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』の劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、様々な領域を自由に横断しながら活動を続ける。

 キュレーターの山本憲資は、広告代理店、GQの編集者を経て2010年にSumallyを設立し、スマホ収納サービス「サマリーポケット」を展開。昨年10月に同社代表を退任し、顧問に就任。現在は個人の会社としてSMLを新たに立ち上げ、アートや食、ファッションなど様々なプロジェクトを手がけている。