いとしき　きといし

　Karimoku Commons Tokyoで、天然石材の調達から加工・販売・施工を行う関ヶ原石材による企画展「いとしき きといし」が開催されている。

　本展は、関ヶ原石材とカリモク家具のコラボレーションによる、「石と木」への愛しさを再発見し、見つめ直す企画展だ。石と木は私たちの生活に欠かせない要素であり、歴史、文化、そして自然の一部でもある。この2つの素材の魅力について、創業より世界中の天然石に触れてきた関ヶ原石材と、⽇本を代表する⽊製家具メーカーであるカリモク家具がそれぞれの専門領域で培ってきた知識と経験を活かし、素材の個性や特性を通じて、石と木の新たなる物語性を追求する。

　2つの素材の魅力を深く知る、トラフ建築設計事務所の鈴野浩⼀が、ザッツ・オールライトとともに展示会企画と展示デザインを担当。会場は2つのゾーンで構成され、「いとしき、地球素材」ゾーンでは石材と木材の自然としての「素材」と、建材としての「素材」の表情を楽しんでもらうオブジェクトを展示し、「いしとき、の、出会うところ」ゾーンでは、本展の開催にあわせ関ヶ原石材が選んだ新石種の大理石と、カリモク家具の木工技術を融合させた新しいプロダクトを発表する。