岩合光昭 写真展

　キヤノンギャラリー S、キヤノンオープンギャラリー1・2で、動物写真家・岩合光昭によるそれぞれ異なるテーマの写真展が同時開催される。

　キヤノンギャラリー Sでは「Masai Mara」をテーマに、アフリカ・ケニア南西部「マサイマラ国立保護区」の雄大な自然のなかに生きる多様な野生動物の写真が展示される。アフリカの地で切り撮られた生き生きとした動物の姿や自然からは、絵画のような美しさや迫力を感じ取ることができるだろう。

　キヤノンオープンギャラリー1では「What a Wonderful World -この素晴らしき世界-」をテーマに、岩合が50年以上にわたる長い写真家人生を通して撮影してきた、北極から南極まで世界中の風景や、そこに生きる動物たちの写真を展示。岩合が写真のイメージにあうようセレクトした音楽と一緒に、作品の世界観を楽しむことができる。

　キヤノンオープンギャラリー2では「ねこがお」をテーマに、猫たちの顔写真が展示される。年齢も住む場所も異なる様々な猫たちの表情からは、それぞれの猫が刻んできた時間や、一瞬の隙に見せる豊かな表情が垣間見える。