EXHIBITIONS
渡辺信子「White and Black」
京都 蔦屋書店で、渡辺信子による個展「White and Black」が開催される。
渡辺信子は1948年東京都生まれ。相愛女子大学音楽学部器楽学科ピアノ科を卒業し、音楽家として出発するも、「具体美術協会」メンバーとの出会いを機に美術作品の制作を開始。以降、幼少期から親しんだピアノと絵画をベースに、美術と音楽を横断し、色・ 形・空間をテーマに存在の関係性を考える作品を制作している。
木枠に布を貼り、境界を形成し、そのなかに空間を拡張していく現在の制作スタイルを確立してから約50年。デュッセルドルフと大阪の2拠点で精力的に制作を続け、ヨーロッパやアジアでの大規模な展覧会を開催するなど国際的にも高い支持を受けている。
四角形や不定形に形づくられた木枠によってつくられる、2つの異なる鮮やかな色面相互のコントラストや、綿布を強く張って貼ることで緊張感のある直線と柔らかく美しい曲線を同時に生み出すフォルムなど、渡辺の作品は空間と豊かに共鳴するインスタレーションのような存在感を放つ。
本展では、これまでのカラフルな作品を封印し、白と黒をメインの色として用いた初の試みとなる。渡辺の持つもうひとつの表現、ピアノにも通じる「White and Black」で構成された空間で、作品が生み出すリズムとハーモニーを体感してほしい。
渡辺信子は1948年東京都生まれ。相愛女子大学音楽学部器楽学科ピアノ科を卒業し、音楽家として出発するも、「具体美術協会」メンバーとの出会いを機に美術作品の制作を開始。以降、幼少期から親しんだピアノと絵画をベースに、美術と音楽を横断し、色・ 形・空間をテーマに存在の関係性を考える作品を制作している。
木枠に布を貼り、境界を形成し、そのなかに空間を拡張していく現在の制作スタイルを確立してから約50年。デュッセルドルフと大阪の2拠点で精力的に制作を続け、ヨーロッパやアジアでの大規模な展覧会を開催するなど国際的にも高い支持を受けている。
四角形や不定形に形づくられた木枠によってつくられる、2つの異なる鮮やかな色面相互のコントラストや、綿布を強く張って貼ることで緊張感のある直線と柔らかく美しい曲線を同時に生み出すフォルムなど、渡辺の作品は空間と豊かに共鳴するインスタレーションのような存在感を放つ。
本展では、これまでのカラフルな作品を封印し、白と黒をメインの色として用いた初の試みとなる。渡辺の持つもうひとつの表現、ピアノにも通じる「White and Black」で構成された空間で、作品が生み出すリズムとハーモニーを体感してほしい。