EXHIBITIONS

東京・ベルリン友好都市提携30周年記念行事

ANIMALS & FRIENDS Photography and Painting

メインビジュアル

 東京アートミュージアムで「ANIMALS & FRIENDS Photography and Painting」が開催されている。

 人間と動物は何世紀にもわたって特別な関係を築いてきた。人間にとっての動物は、狩猟の対象であり、また、食料の提供者、仕事や輸送の手段、ペットでもある。美術や宗教においては、動物は象徴・供物・儀式の対象として機能する。動物の仮面は、一部の民族集団やカーニバルで大きな役割を果たし、人が変身して日常生活から逃避するのに役立つ。

 現在、人間と動物のあいだには特別な感情的関係があり、これによって、愛と安らぎが与えられ、社会的な接触が可能になり、孤独が和らげられる。動物は私たち人間の世界で飼い慣らされており、私たちの日常生活の一部であり、動物園でその姿を見ることができる。野生では動物も危険な場合がある。

 本展に参加するアーティストは、人間や動物に対する独自の視点を持つ。観察的で、一定の距離を保ち、超現実的で、ユーモラスで、敬意を持ったアーティストによる展覧会となっている。