EXHIBITIONS
上原沙也加 「緑の部屋」
MISA SHIN GALLERYで、上原沙也加の個展「緑の部屋」が開催される。
上原は1993年沖縄県生まれ、同地在住。東京造形大学を卒業し、2020年に「The Others」シリーズで第36回写真の町東川賞新人作家賞受賞した。そのほか「VOCA展2024」で奨励賞、大原美術館賞を受賞。上原は、出身地である沖縄の多様な文化や背景が入り混じる細部の表情を淡々と撮影し、その断面に歴史や時間が重層的に立ち現れる作品を制作してきた。
23年の夏に、上原は1ヶ月ほど台湾に滞在し、様々な場所を撮影。台湾で訪れた場所や滞在中に出会った出来事をもとに制作されたシリーズ「緑の部屋」は、政治的変遷を経て残る建物や場所の風景、さらにそこから持ち帰ってきた事物を撮影した写真とテクストから構成されている。
原住民族が暮らしていた台湾島は、17世紀以降、複雑な歴史を辿ってきた。本展のタイトル「緑の部屋」の「緑」は、台湾で長年歌い継がれている歌や、深い山の風景に出来する。会場では、「緑の部屋」シリーズより、本年のVOCA展2024で奨励賞、大原美術館賞を受賞をした「幽霊たちの庭」に加え、初公開となる新作「花売りのおばあさん」を展示。
上原は1993年沖縄県生まれ、同地在住。東京造形大学を卒業し、2020年に「The Others」シリーズで第36回写真の町東川賞新人作家賞受賞した。そのほか「VOCA展2024」で奨励賞、大原美術館賞を受賞。上原は、出身地である沖縄の多様な文化や背景が入り混じる細部の表情を淡々と撮影し、その断面に歴史や時間が重層的に立ち現れる作品を制作してきた。
23年の夏に、上原は1ヶ月ほど台湾に滞在し、様々な場所を撮影。台湾で訪れた場所や滞在中に出会った出来事をもとに制作されたシリーズ「緑の部屋」は、政治的変遷を経て残る建物や場所の風景、さらにそこから持ち帰ってきた事物を撮影した写真とテクストから構成されている。
原住民族が暮らしていた台湾島は、17世紀以降、複雑な歴史を辿ってきた。本展のタイトル「緑の部屋」の「緑」は、台湾で長年歌い継がれている歌や、深い山の風景に出来する。会場では、「緑の部屋」シリーズより、本年のVOCA展2024で奨励賞、大原美術館賞を受賞をした「幽霊たちの庭」に加え、初公開となる新作「花売りのおばあさん」を展示。