EXHIBITIONS

企画展「歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能」

2024.03.19 - 05.26

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 すみだ北斎美術館で、企画展「歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能」が開催されている。

 これまでの研究によると、北斎は勝川派を離れてから役者絵をほとんど描いていないとされていた。実際に春朗期のような歌舞伎の役者絵は、いまのところ確認されていない。しかし、勝川派離脱後も音曲や舞踊など、芝居に関連する作品を多く描いていたという。

 本展では、浮世絵師として駆け出しの頃の春朗期役者絵18点(前期9点、後期9点)や、勝川派離脱後に描いた、音曲などの披露会案内状としてつくられた摺物24点(前期、後期で12点ずつ)を展示。さらに、芝居を好んでいた北斎が中年期〜晩年期に観た芝居の上演の様子とともに、北斎の感想も紹介する。