EXHIBITIONS
HIRAKU Project Vol.15「大西康明 境の石」
ポーラ美術館で、HIRAKU Project Vol.15「大西康明 境の石」が開催されている。
HIRAKU Projectは、過去にポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介する展覧会シリーズだ。第15回目となる今回は、空間への彫刻的なアプローチにより大規模なインスタレーション作品を国内外で数多く発表してきた大西康明を紹介している。
大学時代に彫刻を学んだ大西は、型取り作業の経験から、ポジとネガの関係性や、ものそれ自体ではなく、その周囲を把握することに関心を持ち、これまで一貫して余白や空洞、体積、境界などをテーマに制作してきた。
本展では、大西が近年取り組んでいる銅箔を素材とした新作を展示。銅箔は、多くの電子機器の内部で重要な役割を果たしているが、人の目に触れることはなく、多くの人はその存在を意識することはない。大西は、私たちの日常を裏側から支える銅箔をその機能から離し、河原の石に被せて叩くことによって成型し、大型のインスタレーションへと組み上げている。
HIRAKU Projectは、過去にポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介する展覧会シリーズだ。第15回目となる今回は、空間への彫刻的なアプローチにより大規模なインスタレーション作品を国内外で数多く発表してきた大西康明を紹介している。
大学時代に彫刻を学んだ大西は、型取り作業の経験から、ポジとネガの関係性や、ものそれ自体ではなく、その周囲を把握することに関心を持ち、これまで一貫して余白や空洞、体積、境界などをテーマに制作してきた。
本展では、大西が近年取り組んでいる銅箔を素材とした新作を展示。銅箔は、多くの電子機器の内部で重要な役割を果たしているが、人の目に触れることはなく、多くの人はその存在を意識することはない。大西は、私たちの日常を裏側から支える銅箔をその機能から離し、河原の石に被せて叩くことによって成型し、大型のインスタレーションへと組み上げている。