EXHIBITIONS
2023 - 2024 特別展 at 粟津潔邸
ANTI-WAR 反戦 天使とダイナマイト
粟津潔 笹久保伸 = 秩父前衛派 その他、この家に残された芸術作品
粟津邸で、「2023 - 2024 特別展 at 粟津潔邸 ANTI-WAR 反戦 天使とダイナマイト 粟津潔 笹久保伸 = 秩父前衛派 その他、この家に残された芸術作品」が開催されている。
2023年春、粟津潔邸は再誕生した。それは1972年の完成当時の姿にほぼ戻された状態となっている。1972年以来、粟津潔は2009年に亡くなるまで、代表作を含む無数の作品を原広司設計によるこの 「家」で制作してきた。現在、粟津の作品と資料の約3500点以上が金沢21世紀美術館のコレクションとなっているが、その多くはこのアトリエで制作されたものだ。1955年、「海を返せ」でデビューした粟津は、グラフィック・デザインという既存の枠から飛び出し、多様な表現分野に挑んできた。2023年12月、およそ20年間休眠していた粟津潔邸に新たな魂が吹き込まれる。
笹久保伸 = 秩父前衛派は、類稀な行動力とセンスを武器とした世界的ギタリスト・音楽家だが、写真家、美術家、詩人、映画監督でもある。本展は、そんな笹久保の多彩な作品群のなかから原画をはじめ写真、版画を選び、さらにはこの家に残された粟津の版画やポスターを中心に構成。今回はサウンドもまた重要なプレゼンテーションとなり、原広司も意識してデザインしたという音響空間であるアトリエに流れる音楽にも耳を傾けてほしい。
2023年春、粟津潔邸は再誕生した。それは1972年の完成当時の姿にほぼ戻された状態となっている。1972年以来、粟津潔は2009年に亡くなるまで、代表作を含む無数の作品を原広司設計によるこの 「家」で制作してきた。現在、粟津の作品と資料の約3500点以上が金沢21世紀美術館のコレクションとなっているが、その多くはこのアトリエで制作されたものだ。1955年、「海を返せ」でデビューした粟津は、グラフィック・デザインという既存の枠から飛び出し、多様な表現分野に挑んできた。2023年12月、およそ20年間休眠していた粟津潔邸に新たな魂が吹き込まれる。
笹久保伸 = 秩父前衛派は、類稀な行動力とセンスを武器とした世界的ギタリスト・音楽家だが、写真家、美術家、詩人、映画監督でもある。本展は、そんな笹久保の多彩な作品群のなかから原画をはじめ写真、版画を選び、さらにはこの家に残された粟津の版画やポスターを中心に構成。今回はサウンドもまた重要なプレゼンテーションとなり、原広司も意識してデザインしたという音響空間であるアトリエに流れる音楽にも耳を傾けてほしい。

