彫刻家 大森暁生展-血路-

　銀座 蔦屋書店で「彫刻家 大森暁生展－血路－」が開催されている。

　大森暁生は1971年 東京生まれ、96年に愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻を卒業。国内外のギャラリー、百貨店、アートフェア、美術館等での発表に加え、多くのファッションブランドやレストラン、ミュージシャンやテレビドラマ・映画等、異分野とのコラボレーションも積極的に行い表現の幅を広げている。

　おもに木と金属を素材として、実在するものから架空のものまで、命あるものをモチーフに作品を生み出す。その彫刻は、霊気を帯びているような神秘さ、現実と非現実を行き来するような幻想的な雰囲気に包まれている。

　本展では、2023年の新作木彫「森神－Silver back－」「血路」を展示するほか、彫刻と家具との融合により、大森の世界観を日常に溶け込ませた作品を多数展開。ブロンズ作品も加え、その魅力を多面的に紹介する展覧会となっている。