EXHIBITIONS
2023 年度秋季企画展「没後 130 年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―」
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館で、2023 年度秋季企画展「没後 130 年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―」が開催されている。
観客に親切、役者に親切、興行主に親切、この3つの親切(三深切)をモットーとし、幕末から明治の歌舞伎界で活躍した河竹黙阿弥(1816〜1893)は、そのモットーの通り、役者を生かし、観客に喜ばれ、そして集客に結び付く作品を書き続けた。歌舞伎の作者として優れたエンターテインメント作品を多数輩出した黙阿弥だが、近年では、日本近代演劇に黎明をもたらした功績にも注目が集まる。その作品は没後も上演され続け、現代に至るまで様々な領域に影響を与えている。
今年の秋から建て替えのための再整備期間に入る国立劇場は、演劇博物館と共に黙阿弥および河竹家と深い関わりを持つ。本展は国立劇場との共催により、演劇博物館と国立劇場が所蔵する黙阿弥関連資料を一堂に展示する。これら貴重な資料から、河竹黙阿弥の作品世界と没後の広がりについて、改めてみつめなおす展覧会となっている。
本展は国立劇場(独立行政法人日本芸術文化振興会)の共催となっている。
観客に親切、役者に親切、興行主に親切、この3つの親切(三深切)をモットーとし、幕末から明治の歌舞伎界で活躍した河竹黙阿弥(1816〜1893)は、そのモットーの通り、役者を生かし、観客に喜ばれ、そして集客に結び付く作品を書き続けた。歌舞伎の作者として優れたエンターテインメント作品を多数輩出した黙阿弥だが、近年では、日本近代演劇に黎明をもたらした功績にも注目が集まる。その作品は没後も上演され続け、現代に至るまで様々な領域に影響を与えている。
今年の秋から建て替えのための再整備期間に入る国立劇場は、演劇博物館と共に黙阿弥および河竹家と深い関わりを持つ。本展は国立劇場との共催により、演劇博物館と国立劇場が所蔵する黙阿弥関連資料を一堂に展示する。これら貴重な資料から、河竹黙阿弥の作品世界と没後の広がりについて、改めてみつめなおす展覧会となっている。
本展は国立劇場(独立行政法人日本芸術文化振興会)の共催となっている。

