HAPS KYOTO selection #1 「武内もも」

　HAPSオフィス1Fで 「HAPS KYOTO selection #1 『武内もも』」が開催されている。

　武内は、人とその周辺の複数の時間のあり方に興味を持ち、陶芸を媒介に精力的な作品制作を行っている。 「出先の山や池で拾ってきた粘土や、そこに混ざっている石粒なども使いながら、釉薬を窯の中で溶ける接着剤として用いることにより、制作者が見ることのできない窯の高温度帯の中で、隣に置かれたもの同士がランダムにくっついて一つの塊になっていくのを狙っている」と語る武内。

　本展では、枝や石、食卓をモチーフとした新作の陶板・立体作品を展示。素材の特性と陶芸の工程が交差する新作にぜひ注目してほしい。