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鹿児島県霧島アートの森 現代美術|特別企画展 飯川雄大展 「デコレータークラブ:未来のための定規と縄」

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 鹿児島県霧島アートの森で 「鹿児島県霧島アートの森 現代美術|特別企画展 飯川雄大展 『デコレータークラブ:未来のための定規と縄』」が開催されている。

 飯川雄大は1981年兵庫県生まれ。2007年から 「デコレータークラブ」シリーズの制作を始め、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、思考を誘発しながら展開する作品を制作している。

 本展で飯川は、定規と縄をモチーフに新作を発表。鑑賞者の身体的行為を取り込み、展示室だけでなく野外広場へとつながる大規模なインスタレーションを展開している。また、誰かの忘れ物かのような《ベリーヘビーバッグ》(2010〜) や、全貌をとらえることのできない大きな彫刻《ピンクの猫の小林さん》(2016〜)など、飯川が継続して発表しているユーモアと洞察に満ちた作品も公開されている。