EXHIBITIONS
東條由佳「存在のかたち」
EUREKAで東條由佳による個展「存在のかたち」が開催されている。
東條由佳は1991年福岡県生まれ、京都造形芸術大学美術工芸学科卒業。現在は徳島県神山町に在住し、絵画の制作を行っている。
東條が主なモチーフとしているのは「服のしわ」。衣服を身に纏い身体を動かすことによって生じる「服のしわ」 は内部の輪郭を抽象化するものであり、身体そのものがそこに在ることを具現化しているという。
福岡で初の個展となる本展では、2015年以降に制作されたペインティングを展示。その作品には「見えるもの」だけでなく、たとえ「見えないもの」であっても存在する確かな質感、そこに流れる時間や空気などの意識を呼び覚まそうとする試みを感じることができるだろう。10年という歳月、移り変わる世界のなかで「生きる意味とは何か」を問い続けてきた東條が描いた「服のしわ」は、鑑賞者に「存在する」という事実と意義への思案を促すのではないだろうか。
東條由佳は1991年福岡県生まれ、京都造形芸術大学美術工芸学科卒業。現在は徳島県神山町に在住し、絵画の制作を行っている。
東條が主なモチーフとしているのは「服のしわ」。衣服を身に纏い身体を動かすことによって生じる「服のしわ」 は内部の輪郭を抽象化するものであり、身体そのものがそこに在ることを具現化しているという。
福岡で初の個展となる本展では、2015年以降に制作されたペインティングを展示。その作品には「見えるもの」だけでなく、たとえ「見えないもの」であっても存在する確かな質感、そこに流れる時間や空気などの意識を呼び覚まそうとする試みを感じることができるだろう。10年という歳月、移り変わる世界のなかで「生きる意味とは何か」を問い続けてきた東條が描いた「服のしわ」は、鑑賞者に「存在する」という事実と意義への思案を促すのではないだろうか。



