「NITO14 想像の爆弾」

　アート / 空家 二人で、観客の購買が展示の構成を左右する展覧会「NITO14 想像の爆弾」が開催されている。

「NITO」は、アーティストが継続的に参加する展覧会シリーズであり、2020年の開始以来、総勢38人のアーティストが参加。作品が購入されると次回展での作品の価格が上がり、作品が購入されなかった場合はほかのアーティストと交代になる。

　14回目を数える本展では、絵画や彫刻、映像など、異なる領域で活動する8人のアーティストによる計42点の作品を一堂に展示する。インターネット時代の感性をとらえる佐藤瞭太郎、マスメディアが報じる事件をリトグラフで描き出す松元悠、木彫作品で彫刻の概念を問い直す高橋直宏らに加え、今回から粘菌と絵画を「共作」する齋藤帆奈が新たに参加。

　参加アーティストは、ENDOE、小笠原周、奥野智萌、齋藤帆奈、佐藤瞭太郎、高橋直宏、松元悠、光岡幸一。なお、「NITO」は、本年末開催予定の「NITO15」をもって終了を予定している。