• HOME
  • 展覧会
  • 京都
  • 渋谷七奈 個展 「シナプス、せわしなく明滅しながら、」
EXHIBITIONS

渋谷七奈 個展 「シナプス、せわしなく明滅しながら、」

渋谷七奈 後光 2023
キャンバス、ペンキ、アクリル絵具、鉛筆、スプレー 180 × 140 × 20 mm

渋谷七奈 家に帰りたい 2023
キャンバス、ペンキ、アクリル絵具、鉛筆、スプレー 220 × 2727 × 20 ㎜

渋谷七奈 彼は地下から出て幸せを見つける 2023
キャンバス、ペンキ、アクリル絵具、鉛筆、スプレー 182 × 257 × 20 ㎜

 京都岡崎 蔦屋書店 ギャラリーENで、渋谷七奈による個展 「シナプス、せわしなく明滅しながら、」が開催される。

 渋谷七奈は宮城県出身。東北芸術工科大学で日本画を学び、同学の大学院芸術文化専攻芸術総合領域を2019年に修了。2023年現在は山形に拠点を置いている。獣や人体といったモチーフの持つ形態の解体と再構築を通じて、外界との関わりによって変容する人間の存在と精神性について、背景の下地や余白を活かした表現を用いて作品制作に取り組んできた。近作ではより自然な描き方を目指して、ドローイングをベースにした制作手法を取り入れている。

 ⼀年ぶりの京都での個展となる本展は 「シナプス、せわしなく明滅しながら、」と題し、大量の記憶が溢れ出すような経験や 「ネアンデルタール人が死者に花を供えていた」という言説に着目して描いた作品など、人の記憶に関する十数点の新作を展示発表する。