EXHIBITIONS

デイヴィッド・ホックニー展

2023.07.15 - 11.05

春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年 2011 ポンピドゥー・ センター Ⓒ David Hockney Photo: Richard Schmidt

 東京都現代美術館で、「デイヴィッド・ホックニー展」が開催される。

 デイヴィッド・ホックニーは1937年イギリス生まれ。60年以上にわたり、絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術といった分野で多彩な作品を発表し続けており、2017年には生誕80年を記念した回顧展がテート・ブリテン(ロンドン)、ポンピドゥー・センター(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)を巡回。テート・ブリテンでは同館の記録となる約50万人が来場するなど、現代を代表する最も多才なアーティストのひとりとしてその地位を確立している。

 日本では27年ぶりの大規模個展となる本展では、イギリス各地とロサンゼルスで制作された多数の代表作に加えて、豊かな色彩感覚によって芽吹きの季節をダイナミックにとらえた近年の風景画の傑作「春の到来」シリーズや、COVID-19によるロックダウン中にiPadで描かれた全長約90メートルの新作まで120点余の作品が展示されるという。