EXHIBITIONS

"ビュフェ・スタイル"とは何か?

ベルナール・ビュフェ テーブル、食器 1984年

 ベルナール・ビュフェ美術館で「"ビュフェ・スタイル"とは何か?」展が開催される。

 ベルナール・ビュフェ(1928〜1999)はフランス・パリ出身の具象画家。19歳の若さで批評家賞を受賞し衝撃的なデビューを果たすと、黒い輪郭線と抑制された色づかいで、第二次世界大戦後の不安や虚無感を描き出したと支持され、20歳を前にしてビュフェ・スタイルを確立。その独自の表現は没後20年を過ぎたいま、改めて注目されている。

 本展では、初期から晩年までの作品約100点を通してその変遷をたどるとともに、そこに貫かれた「ビュフェ・スタイル」を紹介する。灰色と栗色の画面、黒く鋭い輪郭線、画面を埋め尽くすひっかき傷のような線、痩せ細った人物、不思議な配置の静物、人っ子ひとりいない町など、虚無感に満ちた時代の空気を切り取り描いた彼の芸術を堪能してほしい。

 同時開催されている「こわくて、たのしいスイスの絵本展~クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界~」展にも注目してほしい。