部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで

　ポーラ美術館は、展覧会「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」を開催する。

　パンデミックによって生活様式が大きく変化し、移動が制限された状況下で私たちが多くの時間を過ごしたのが、「部屋」という空間だ。本展では、19世紀から現代に至るまでの、部屋にまつわる表現に特徴のある作家たちを取り上げ、小さな世界のなかで織りなされる親密な記憶や夢想のありようを、改めて見つめ直す。
　
　出展作家は、ベルト・モリゾ、ヴィルヘルム・ハマスホイ、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール、アンリ・マティス、草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンス、髙田安規子・政子、佐藤翠＋守山友一朗。

　ポーラ美術館に新たに収蔵された草間彌生とヴォルフガング・ティルマンスの作品は、今回が初公開となるほか、ステイホーム以降の新たな感性を伝える、現代作家たちの作品も見どころのひとつとなる。