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大竹伸朗「銅の時代 1978-2022」刊行記念展

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大竹伸朗『銅の時代 1978-2022』表紙イメージ

 アーティスト・大竹伸朗による版画集『銅の時代 1978-2022』の刊行記念展が、銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMで開催される。

 現在、愛媛県宇和島を拠点に活動する大竹は、1980年代初頭より絵画を中心に音や写真、映像を取り込んだ立体作品などの多彩な表現を展開してきた。異分野のアーティストとのコラボレーションでも知られ、現代美術のみならず、デザインや文学、音制作など、あらゆるジャンルで活動している。

 11月15日に一般発売される新刊版画集『銅の時代 1978-2022』は大竹の初となるエッチング作品集であり、音楽、旅など様々なモチーフから生まれた作品390点を収録。2022年制作の新作31点を含む、これまで発表されていなかった未公開作品も多く掲載している。作家の筆による版画との出会いを語ったエッセイ、1万2000字にわたるロングインタビューからは、大竹が抱く版画への想いを読み解くことができ、大竹にとっての「版画」とは何かを体現した一冊となる。

 今回の刊行記念展では、版画集のなかから初公開の作品を含む100点以上の作品を展示。また会期の初日には、大竹と、矢野優(『新潮』編集長)を迎えたトークイベントも予定している。

 なお本展示と同時期に、東京国立近代美術館では、大竹の16年ぶりとなる大回顧展(11月1日~2023年2月5日)が開催される。