ARTISTS
潘逸舟
Ishu Han
潘逸舟は1987年中国・上海生まれ。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。中国で生まれ、日本で育ったというアイデンティティを出発点に、社会と個の関係のなかで生じる疑問や戸惑いを、自らの身体や周囲にある日用品を用いた映像作品やインスタレーション、写真、絵画など様々なメディアで表現している。
19年の個展「不在大地」(ANOMALY、東京)では、陸に打ち寄せる波をQRコードに変換し、そのコードを介してほかの場所にアクセスすることを試みる作品《Quick Response》を発表。神戸アートビレッジセンターの公募プログラム「ART LEAP」で開催された個展「いらっしゃいませようこそ」(2020)では、「移動する身体」をテーマに大規模な展示を展開。神戸における移民の歴史や外国人移住者・労働者の現状をリサーチ、また実際に労働者とともに働いた実体験に基づいて、社会と個人のあいだの見えない関係性に考えを巡らせた。
そのほかの主な個展に、「The Drifting Thinker」(MoCA Pavilion、上海、2017)、「私たちの条件」(URANO、東京、2017)。展覧会に、「アートセンターをひらく 第I期・第Ⅱ期」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2019)、水と土の芸術祭2018(新潟)、「Cross Domain」(金鶏湖美術館、蘇州、2018)などがある。「日産アートアワード2020」グランプリを受賞。
19年の個展「不在大地」(ANOMALY、東京)では、陸に打ち寄せる波をQRコードに変換し、そのコードを介してほかの場所にアクセスすることを試みる作品《Quick Response》を発表。神戸アートビレッジセンターの公募プログラム「ART LEAP」で開催された個展「いらっしゃいませようこそ」(2020)では、「移動する身体」をテーマに大規模な展示を展開。神戸における移民の歴史や外国人移住者・労働者の現状をリサーチ、また実際に労働者とともに働いた実体験に基づいて、社会と個人のあいだの見えない関係性に考えを巡らせた。
そのほかの主な個展に、「The Drifting Thinker」(MoCA Pavilion、上海、2017)、「私たちの条件」(URANO、東京、2017)。展覧会に、「アートセンターをひらく 第I期・第Ⅱ期」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2019)、水と土の芸術祭2018(新潟)、「Cross Domain」(金鶏湖美術館、蘇州、2018)などがある。「日産アートアワード2020」グランプリを受賞。