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ARTISTS

落合陽一

Yoichi Ochiai

 落合陽一は1987年東京都生まれ。東京大学学際情報学府修了。ピクシーダストテクノロジーズ株式会社CEO。2015年に筑波大学図書館情報メディア系助教に就任し、デジタルネイチャー研究室を主宰。17年より同大学准教授、学長補佐も務める。メディア・アーティストとして、茨城県北芸術祭2016、「Media Ambition Tokyo」(2017、2018、2019)などに参加。コンピュータと、人間や自然といった非コンピュータリソースが親和することで再構築される未来の世界像「デジタルネイチャー(計算機自然)」を提唱し、アナログとデジタルのテクノロジーを混在させた作品を発表している。

 16年、マレーシア・クアラルンプールのCUBE_1で初個展「Image and Matter」を開催。これまでの個展に「Imago et Materia」(ART & SCIENCE Gallery Lab AXIOM、東京、2017)、「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」(EYE OF GYRE、東京、2018)。また「質量への憧憬〜前計算機自然のパースペクティブ〜」(amana square、東京、2019)をはじめ、写真展も開催している。

 19年、日本科学未来館の常設展示「計算機と自然、計算機の自然」を総合監修。同館に、リアルとバーチャルが融合した世界を体験できる「世界観エリア」と、その世界を支える技術を紹介する「理解エリア」が新設された。主な受賞に、ワールドテクノロジーアワード(2015)、アルスエレクトロニカHonorary Mention(2016)、グッドデザイン賞(2014、2015)、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品:アート部門/エンターテインメント部門(2017)。著書に、『魔法の世紀』(PLANETS、2015)、『これからの世界をつくる仲間たちへ』(小学館、2016)、『超AI時代の生存戦略』(大和書房、2017)、『デジタルネイチャー:生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂(PLANETS、2018)ほか多数。