2017.11.4

養老公園×IAMAS。
新たなアートイベント
「養老アート・ピクニック」が誕生

荒川修作らによる「養老天命反転地」があることでも知られる岐阜県の養老公園で、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)と連携したアートイベントが開催される。開催期間は、11月18日、19日の2日間。

養老天命反転地 © 1997 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.
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 荒川修作とマドリン・ギンズの構想による体験型アート作品「養老天命反転地」と、日本の滝百選・名水百選にも選ばれる名瀑「養老の滝」で知られる岐阜県の養老公園を舞台に、アートイベント「養老アート・ピクニック」が初開催される。

 本イベントでは、岐阜県大垣市に拠点を置く、メディア表現を専門とする教育機関・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)と連携し、「アート×ウェルネス」をテーマに、メディア・アート、身体表現、絵本など様々なジャンルのアーティストが集結。

赤松正行 空の目 作品イメージ © 1997 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins. 

 IAMAS教授で、本イベントの総合ディレクターを務める赤松正行は、養老公園の上空に巨大な目玉を浮かべ、そこから見える景色を地上に映し出す《空の目》を展開。そのほか、本間桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所代表)と平林恵(横尾忠則現代美術館学芸員)による「養老天命反転地トーク&ツアー」や、AR技術を用いたインタラクティブな展覧会、親子で参加できるワークショップなど、様々なプログラムが予定されている。

 18日夜には、赤松正行、日比野克彦、クワクボリョウタなど、岐阜県や養老に縁のあるアーティストが登場し、パフォーマンスやトークを行う「養老アート・ナイト」も開催される。