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新たな色彩表現に挑戦。熊澤未来子個展「いったり、きたり」が開催

鉛筆で緻密に描き込んだ作品を制作する熊澤未来子の個展「いったり、きたり」がミヅマアートギャラリーで開催される。会期は11月1日〜12月2日。

熊澤未来子 世界食紀行 2016 パネルにジェッソ、水干絵具 112.0×162.0cm © KUMAZAWA Mikiko Courtesy Mizuma Art Gallery

 1983年愛知県生まれの熊澤未来子は、2008年に武蔵野美術大学大学院美術専攻日本画コースを修了。個展「咆哮」(2015、ミヅマアートギャラリー)を開催して以来、同ギャラリーでは2年ぶりの個展となる。

 昨年より独自の色彩表現に取り組んでいる熊澤。その第一作《世界食紀行》は、16年度の菅楯彦(すが・たてひこ)大賞を受賞した。

 熊澤が描き出す増殖と変形を繰り返す不思議な世界は、人々の日常が変容した景色だ。本展では、《世界食紀行》を含め、新たな色彩表現による新作3点と、鉛筆によるドローイングを発表する。

編集部

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