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薄久保香が問いかける現代のリアリティとは? taimatzで新作個展を開催

緻密な油彩画で超現実的な光景を描くアーティスト・薄久保香が馬喰町のtaimatzで新作個展を開催。会期は5月12日〜6月3日。

薄久保香 the configuration -束の間の間- 2017 ©︎ Kaoru Usukubo Courtesy of taimatz

 薄久保香は1981年栃木県生まれ。東京造形大学造形学部美術科絵画専攻を卒業後、東京藝術大学院美術研究科に進学、在学中から作家として活動を始める。現在は京都府を拠点として制作を行っている。

 これまで、「横浜トリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR」(横浜美術館、2011年)、「Wabi Sabi Shima」(Thalie Art Foundation・ブリュッセル、15年)、「どこにもない新しい場所」(渋谷西武、16年)など、国内外の多数の展覧会に参加。

 緻密な筆致で超現実的な世界を描く薄久保の作品は、現実と虚構の間で、現代人にとってリアリティとは何かを問いかける。taimatzでの2回目となる本展では、新作のペインティング作品8点を発表する。

編集部

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