SERIES / BT ARCHIVES - 2021.9.17「最高の芸術鑑賞は、知性だけでなく、身体の反応を感じながら知覚すること」。インタビュー:ピピロッティ・リスト4階から穏やかさへ向かって 20163チャンネル・ヴィデオ・インスタレーション天井から水平に吊るした不定形パネルに投影、可動式の投影2点、ベッド、枕音楽=Soap&Skin撮影=表恒匡 © Pipilotti Rist© Gian Marco Castelberg Photographyアパートメント・インスタレーションの展示風景サイケデリックな光と色に満ちた最後の展示室には絨毯が敷かれ、ディナーテーブル型の作品《愛撫する円卓》(2017)やソファや岩に映像が投影された《箱庭の静けさ》(2020-21、写真右)などが広がる。壁2面を使った巨大なスクリーン(写真奥)には3つの映像作品がグループで映し出される。壁際にも解剖模型や救急箱、酒瓶や日用品や記憶を秘めた品で構成された作品群が並ぶ。撮影=表恒匡 © Pipilotti Ristヒップライト(またはお尻の悟り) 2011インスタレーション使い古された下着、鋼線、LEDランプロープ状のワイヤーに白いパンツが、洗濯物のように吊るされ屋外で揺らめく。男/女用、大人/子供用と様々な形状の下着は、日が落ちると、ランプのように、内側から発光する。リストのユーモアと人類へのおおらかな眼差しを感じさせる作品のひとつ撮影=表恒匡 © Pipilotti Rist2 / 4 記事にもどる 編集部