小さなオープンキャンパスを開催中。学校の特色が表れるキャンパスブース
ショーステージの音楽が鳴り響く会場に入ると、入口付近にキャンパスブースが現れます。ひときわ賑わう大きなテーブルは文化学園大学。ブローチやピアス、ブレスレットなどのアクセサリーがところせましと並びます。どれも単価は数百円。そのほかZINEやポストカード、トートバッグ、DVDなど学生ならではの初々しい作品も。
ジュエリーの専門学校、DOVE Tokyo College of Jewelryのブースでは、彫金体験やワックス塗り体験などアクセサリーの制作体験ができる。
また、ミュージカル・アカデミーではギタークラフト科の学生が制作した個性的なギターを展示。
東洋美術学校は油絵、水墨画、銅版画のほかクラフト、アクセサリー、グラフィックほかさまざまなコースの学生の作品が展示されている。
数万本のストローでできたものは? カラフルなストローのインスタレーション
キャンパスブースの奥に進むとあるインスタレーションエリアには、カラフルなストローの壁が。約10万本のストローを使って制作したというこの作品は、触ったところが凹むため、顔を押し付けるとお面のように顔の形が浮き上がりる。
絵画、アクセサリー、催眠術!? アイデア勝負の個人出展ブース
そのほかにもアクセサリーや雑貨はもちろん、パフォーマンス、絵画、伝統工芸、ファッション、催眠術!まで、さまざまな表現で会場は賑わっていた。
6人で3か月かけて制作された新宿駅のジオラマは、ビルの広告や構造物の凹凸などディティールまで細かに再現されている。
完成の様子を間近で鑑賞! 迫力のライブペイントエリア
ライブペイントエリアでは、作品が生まれる過程が間近で見ることができる。
作者と直に話せるのも學展の魅力。制作方法や素材、過去の作品など制作談義は尽きず、これだけ多くのアーティストと話せる機会はなかなかないだろう。
9歳の小学生アーティストからデイサービスに通われている高齢の画家まで、創作に向かう生き生きとした姿に、違いはない。
アーティストの原石に出会える學展は明日9日まで! ひんやりと涼しい会場で「これは!」と思う作品を探してみてほしい。