大賞には200万円。タガワアートビエンナーレ「英展」が作品を募集

田川市美術館が平成30年度よりスタートさせた公募展、タガワアートビエンナーレ「英展」。その第2回の作品募集が8月1日より始まる。

第1回タガワアートビエンナーレ「英展」の展示風景

 福岡県の中央部に位置する田川市。ここに1991年に開館した田川市美術館が行っている公募展が、タガワアートビエンナーレ「英展」だ。

 同展は、開館の翌年から新鋭発掘・育成、俊英作家の顕彰、地元美術界の高揚を目指す展覧会として、推薦制の公募展「田川市美術館大賞選定 英展」としてスタート。2018年度より、さらなる美術界の高揚を目指し、公募制の隔年開催であるタガワアートビエンナーレ「英展」として再スタートした。

第1回タガワアートビエンナーレ「英展」の展示風景

 第2回となる今年の応募期間は、8月1日~8月31日。大賞(1点)には賞金200万円が、準大賞(1点)には50万円が授与されるほか、22歳以下を対象としたU22賞(賞金5万円)や来場者の投票で選出する来館者賞(賞金5万円)などもある。

 対象作品は、本人制作の公募展などで未発表の壁面展示可能な作品。ジャンルは不問で国内在住者であれば国籍や年齢は問わない。審査員を務めるのは、上條陽子(美術家)、田島征三(美術家)、谷川晃一(画家・美術評論家)の3名。受賞者・入選者による展覧会は、12月12日〜2021年1月31日の会期で、田川市美術館で行われる。

 本展では、小さな美術館からのアート革命を目指し、既存の芸術の枠組みにとらわれない作品を募集。奮って応募してほしい。

第1回タガワアートビエンナーレ「英展」の展示風景

編集部

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