全国から100軒の美術商が集結。「2022 東美アートフェア」が3日間限定で開催へ

3年に一度開催される「東美特別展」から派生した「東美アートフェア」の2022年版が、10月14日〜16日の3日間で東京美術倶楽部 東美ミュージアムで開催される。100軒の美術商が探し求めた古美術や近代美術、現代美術、茶道具、工芸など幅広いジャンルの美術品が展示販売される。

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 東京美術商協同組合が主催する「2022 東美アートフェア」が、10月14日〜16日の会期で東京美術倶楽部 東美ミュージアムで開催される。

 東美アートフェアは、3年に一度開催される「東美特別展」から派生し、1999年にスタートしたもの。東京美術商協同組合に所属する美術商が出店し、美と共に生きる喜びを次の世代へ手渡していくことを目的に開催している。

柿右衛門 色絵 鶏 香炉 17世紀(岡仙汲古堂)
德澤光則「德澤光則展 −須恵の沓形−」(味岡松華園)

 同フェアでは、全国から集まった100軒の美術商が探し求めた古美術や近代美術、現代美術、茶道具、工芸など幅広いジャンルの美術品を、趣向を凝らしたテーマで展示販売。とくに流通する数が限られている古美術や物故作家の作品も集まっており、そのような作品と不意に出会うことも同フェアの楽しみのひとつだ。

 また、手の届かない値段としばしば思われる美術品だが、同フェアはそのようなイメージを払拭し、少しでも生活に取り入れて豊かな人生を送ってほしいという思いから、価格を提示する。秋の日の3日間、選りすぐりの美術品を会場で楽しんでみてはいかがだろうか。

志野楼閣山水図鉢 桃山時代(古美術 木瓜)
磁州窯緑釉陰刻兎文枕 中国 金時代(浦上蒼穹堂)
青木宏憧「守箱 - 海月-」(ギャラリー竹柳堂)

編集部

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