300点の資料で振り返る
新海誠監督の傑作『君の名は。』

2016年8月に公開され、興行収入200億円を突破したアニメーション監督・新海誠の長編アニメーション映画『君の名は。』。その魅力を紐解く展覧会が、3月8日より松屋銀座にて開催される。

展覧会メインビジュアル ©2016「君の名は。」製作委員会

 『君の名は。』は、新海の前作『言の葉の庭』から3年ぶりとなる、劇場用長編アニメーション映画。東京に暮らす少年・瀧と、飛騨の山奥で暮らす少女・三葉(みつは)の身に起きた「入れ替わり」を軸に、壮大な世界ですれ違う男女の物語を描いている。

 同作は日本のみならず、アジア各国をはじめ、欧米でも上映されており、その人気は依然として勢いを増している。本展では、そんな『君の名は。』の魅力を紐解くべく、企画書や絵コンテ、設定資料など、約300点の制作資料を一堂に展示。新海誠本人によるビデオコンテや、作画監督によるキャラクター設定表、劇中場面を再現した糸守の風景カットの展示、そして挿入歌を手がけたRADWINPSの主題歌を歌詞とともに聴くことができるコーナーまで、『君の名は。』の世界を存分に堪能できる構成となっている。

編集部

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