TWSが10月1日より「トーキョーアーツアンドスペース」に名称変更。渋谷は都現美運営のギャラリーに

若手アーティストの育成支援やアーティスト・イン・レジデンス、作品展示などを行う拠点として、都内3ヶ所で活動を行ってきた「トーキョーワンダーサイト」が10月1日より名称を「トーキョーアーツアンドスペース」に改め、文京区本郷と墨田区立川の2ヶ所で新たなスタートを切る。

現在のトーキョーワンダーサイト本郷 撮影=加藤健

 10月1日からの新名称は「トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)」で「トーキョーワンダーサイト(TWS)」の事業を引き継ぎ、アートをはじめ、音楽、建築、キュレーションなど、幅広いジャンルにおける領域横断的・実験的な試みへの支援を行っていく。

 新施設は「Tokyo Arts and Space Hongo(トーキョーアーツアンドスペース本郷)」と「Tokyo Arts and Space Residency(トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー)」の2つ。前者は展示やパフォーマンス開催などが中心となり、後者ではレジデンス・プログラムをとおして、国際文化交流の拠点としての活動を展開し、創造性が出会う開かれた場であり続けることを目指す。

 なお、9月に閉館したTWS渋谷は、10月より東京都現代美術館が運営する「(仮称)東京都渋谷公園通りギャラリー」として再整備。「アール・ブリュット」をはじめ、独自の発想により生み出される作品の展示や交流、情報発信を行っていくという。

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