7月7日に投開票された東京都知事選を、現職の小池百合子氏が制した。
小池氏は今回の選挙におけるマニフェストのなかで、文化政策として「江戸・東京の文化を世界遺産に」「ナイトタイムエコノミーの推進で夜も楽しめる東京へ」「観光振興の更なる加速」「新たな文化芸術祭の開催」の4つを提示していた。
また東京都は小池氏のもと、2030年度までの都の文化行政の方向性・重点的に取り組む施策を示した「東京文化戦略2030」を取りまとめており、そのなかで「誰もが芸術文化に身近に触れられる環境を整え、人々の幸せに寄与する」「芸術文化の力で、人々に喜び、感動、新たな価値の発見をもたらす」「国内外のアートシーンの中心として、世界を魅了する創造性を生み出す」「アーティストや芸術文化団体等が継続的に活動できる仕組みをつくる」という4つの戦略を明記している。