ウクライナ緊急アート基金が設立。ウクライナ文化の継続を支援
ロシアによるウクライナ侵攻で影響を受けているアーティストや文化関係者を救済するため、Museum of Contemporary Art (MOCA) NGOなどがウクライナ緊急アート基金が設立した。
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1ヶ月以上におよび続いているロシアによるウクライナ侵攻。この軍事侵攻によって、ウクライナでは多くの人命が失われるとともに、美術館や美術学校が破壊されるなど、文化セクターも大きな影響を受けている。これを支援するため、ウクライナ緊急アート基金(Ukrainian Emergency Art Fund)が設立された。
この基金は、非営利組織「Museum of Contemporary Art (MOCA) NGO」が中心となり、独立系メディア「Zaborona」、キリウのギャラリー「The Naked Room」、そしてウクライナの国立美術館郡「Mystetskyi Arsenal」によって設立されたもので、基金の財務・運営管理はMuseum of Contemporary Art (MOCA) NGOが行う。
同基金はミッションとして「戦時中のウクライナの文化的プロセスの継続と発展を確保することだ」を掲げており、具体的には文化人に対する一時的な資金援助または最長3ヶ月間の奨学金を提供するという。
ウェブサイトからはクレジットカードや暗号通貨でも直接寄付が可能となっている。