フランスのライフスタイルブランド「LACOSTE(ラコステ)」が、オンラインギャラリー「ラコステギャラリー」をオープンさせた。
ラコステは、2006年に機会均等の実現を使命とした「ラコステ財団」を設立。教育・環境・健康分野に関するプロジェクトを支援することにより、社会的に不利な立場にある若者や障がいを持つ若者の社会的・職業的統合、そして地域社会の生活状況の向上を支援している。
今回のギャラリーは、その取り組みの一環として立ち上がったもの。45点のビジュアルアート作品を販売し、その収益のすべてを同財団の提携団体に寄付するという。
取り扱い作品は以下の4種類。ラコステキャンペーンのヴィンテージポスター、初代クリエイティブディレクターのロベール・ジョルジュによるデザイン、ラコステファミリーの歴史を切りとった写真、そしてブランドのグラフィックコードを連想させるイラスト。
12月7日よりアメリカ、メキシコ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、韓国、フィリピンの各国のオンラインで順次販売が開始し、日本は13日よりスタートした。
また、紹介されるコレクションは定期的に更新され、未発表の作品も販売される予定となっている。
ラコステのブランド最高責任者であり、ラコステ財団実行委員会メンバーであるキャサリン・スピンドラーは、「このギャラリーの立ち上げによって、当ブランドの象徴的なアート作品をこれまでにない手法で多くの方にお楽しみいただきつつ、同時に顧客の結束の実行をも可能にすることで、顧客とラコステ財団の使命を結び付けることができ嬉しく思います」とコメントしている。