「力場に留まれ」。ダニエル・アーシャムが若いアーティストに向けたアドバイスとは?

ダニエル・アーシャムが自身のInstagramを通じ、若手アーティストたちに向けたメッセージを公開した。

ダニエル・アーシャムのInstagramより

 「Fictional Archeology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づき、立体をはじめ多岐にわたる作品を手がけるダニエル・アーシャムが自身のInstagramを通じ、若手アーティストたちに向けたメッセージを公開した。

 ダニエル・アーシャムは1980年アメリカのオハイオ州生まれ。現在はニューヨークを拠点に活動をしており、建築プロジェクトユニット「スナーキテクチャー」の共同主宰者でもある。ファッションブランド「DIOR」とのコラボレーションや、ポケモンとのアートプロジェクトなど、つねに大きな注目を集める存在だ。

 よく若いアーティストやデザイナー、建築家、思想家たちへの最良の助言は何かと聞かれるというアーシャム。

 投稿では「実際のところ、99.99%の人は毎日仕事をすることを望んでいません」としながら、「シンプルな隠しコードは、自分の言語を構築する際に、自分自身を根本的に信じ続けることです」と綴っている。

 「疑念、制作の困難、資金問題、評価の低さ、インポスター症候群、疲労などに直面するでしょう。あなたがすべきことは、Forcefield(力場)の中に留まることです。出てはいけません。10年後に話そう」。

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