日本の現代美術が世界で適切な評価を受けるよう基盤整備を推進する「文化庁アートプラットフォーム事業(事務局:国立新美術館)」が、今後の日本の現代美術の今後の飛躍に向けてのシンポジウム「グローバル化する美術界と『日本』:現代アート振興の地平線」 を10月23日の14時〜16時にオンラインライブ配信にて開催する。
同シンポジウムでは、文化庁アートプラットフォーム事業の取り組みや成果を文化庁企画調整課長の平山直子による基調公演を実施。また、世界の美術界に向けて日本の現代美術の発信を強化し、理解を深めるための今後の振興策のあり方について、セッションを通じて参加者・視聴者とともに考える機会とする。
シンポジウムには3つのセッションが用意されており、セッション1は「アートプラットフォーム -日本の現代アートと世界をつなぐ-」と題して、片岡真実(森美術館館長、日本現代アート委員会座長)が登壇。
セッション2は「世界に響く国際展 -アーティストの国際的な活動の場を支援する-」と題してゲストプレゼンテーションを実施。毛利悠子と山城知佳子が登壇する。
そしてセッション3ではパネルディスカッションと参加者による質疑応答を実施。片岡真実をモデレーターに、植松由佳(国立国際美術館学芸課長、日本現代アート委員会副座長)、加治屋健司(東京大学大学院総合文化研究科教授)、成相肇(東京国立近代美術館美術課主任研究員)、川口雅子(国立西洋美術館情報資料室長)、大舘奈津子(芸術公社/一色事務所)、毛利悠子(アーティスト)、山城知佳子(アーティスト)が参加する。
シンポジウムは参加費不要。事前登録なしで誰もがオンラインで参加することができる。