東京・お台場にある「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が、単一アート・グループとして世界でもっとも来館者が多い美術館として、ギネス世界記録に認定された。
同館は2019年に計219万8284名の来場者数を記録。この数字は、世界の単独のアーティストの美術館においてもっとも来館者数が多いと言われているオランダ・アムステルダムのゴッホ美術館の同年の来館者数(213万4778人)を上回り、バルセロナのピカソ美術館(107万2887人)やスペイン・フィゲラスのダリ劇場美術館(81万9542人)の2倍以上となっている。
今回の認定を受けて、チームラボは声明文で「ここでの体験が、私たちと世界との連続的な新しい認識を模索するきっかけになれば、とても幸せに思います」とコメントしている。
なお同館は、今年7月より「運動の森」や「光の彫刻空間」などの大規模リニューアルを行い、自分が描いた絵を持ち帰ることができる「お絵かきファクトリー」を新設。また、1万平米におよぶ複雑で立体的な「地図のないミュージアム」での体験もさらに拡張する。