11月の「ところざわサクラタウン」のグランドオープンに先立ち、8月1日にプレオープンする「角川武蔵野ミュージアム」。建築家・隈研吾が設計を手がけた同館は、図書館・美術館・博物館が融合する文化複合施設だ。
そして今回、角川武蔵野ミュージアムと同時に、隣接する東所沢公園内に「武蔵野樹林パーク」がオープンすることが発表された。
武蔵野樹林パークは、文化・芸術をテーマとしたにぎわい創出の場。園内には、チームラボによるインタラクティブな光の空間「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」を常設展示する。
同作は、森に点在する卵形の物体が、人に押されたり風に吹かれたりして倒れることによって音色を奏でる《自立しつつも呼応する生命 - 液化された光の色 , Sunrise and Sunset》(2020)と、木々が光り輝き、ゆっくりと呼吸するように明滅する《呼応する木々/ Resonating Trees》(2014)で構成。武蔵野の雑木林を代表するどんぐりの森を活かした、昼と夜でふたつの顔を持つ空間となっている。
また園内には、隈研吾デザインのカフェ&ショップ「武蔵野樹林カフェ」も設置(9月オープン予定)。カフェでは、狭山茶など地元の原材料を使ったフードや地ビールを楽しむことができる。
なお「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」のオンラインチケットは、角川武蔵野ミュージアムの公式ウェブサイトで7月22日から発売予定。入場制限や注意事項も随時掲載される。