「文化芸術活動の継続支援補助金」、フリーランスは「確認番号」発行で簡便な手続きを。文化庁が呼びかけ

7月10日に申請が始まった文化庁の「文化芸術活動の継続支援補助金」。フリーランスに20万円からの支援を行うこの補助金について、文化庁が簡便な手続きによる申請を呼びかけている。

文化庁

 7月10日より申請受付が始まった文化庁の「文化芸術活動の継続支援補助金」。フリーランスに20万円から補助を行うこの制度において、文化庁は簡便な手続きによる申請を呼びかけている。

 この補助金は、「活動継続・技能向上等支援Aー1:標準的な取組を行うフリーランス等向け 上限額:20万円」と「活動継続・技能向上等支援Aー2:より積極的な取組を行うフリーランス等向け 上限額:150万円」の2種類があり、このうち前者は、複雑な手続きや審査を得ずとも申請が可能となるように設計されている。

 申請について、美術分野では一般社団法人日本美術家連盟がその事前確認窓口を担っており、グループ(1)なんらかの美術の団体に所属する人、日本美術家連盟会員、同連盟会員の推薦を受けた人グループ(2):グループ(1)以外の、団体に所属していない人、の2グループに分けて窓口を設け、それぞれ当該分野の専門家による確認体制のなかで要件確認を行っている。

 この日本美術家連盟を通すことで、簡便に手続きできる「確認番号」を発行することができ、文化庁はフリーランスのアーティストなどにはこちらを活用することを勧めている。詳細は日本美術家連盟の公式サイトをチェックしてほしい。

 なお申請期間は1次募集が7月10日〜31日、2次募集が8月8日〜28日、3次募集が9月12日〜30日。

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