新型コロナウイルスの影響で4月1日から臨時休館している東京・目白台の永青文庫は、6月27日に再開する。
同館では、再開にあたり当初の展覧会スケジュールを大幅に変更。6月27日からは、ミニ展示「大名細川家のステイホーム―永青文庫の漆芸コレクション―」(〜7月12日)を開催し、その後は夏季展「翁―大名細川家の能の世界―」(7月23日~8月30日)、秋季展「永青文庫名品展―没後50年 “美術の殿様” 細川護立コレクション―」(9月12日~11月8日)、冬季展「新・明智光秀論―細川と明智 信長を支えた武将たち―」(11月21日~2021年1月31日)と続く。
再開にあたっての新型コロナ対策として、来館者にマスク着用を求めるほか、入館時に非接触式の体温計による検温を実施。37.5℃以上の場合は入館を断る。
なお同館では、夏季展より入館料を改定。一般は1000円(現行800円)に、シニア(70歳以上)は800円(現行600円)に、大学・高校生は500円(現行400円)にそれぞれ変更される。