新型コロナウイルスの影響により2月末より休館し、その後は展示替え休館が続いていた東京オペラシティ アートギャラリーが7月4日に再開する。
4月11日からの開幕が延期となっていた「ドレス・コード?─ 着る人たちのゲーム 」と「project N 79 糸川ゆりえ」も同日より開催される。
「ドレス・コード?─ 着る人たちのゲーム 」は、2019年に京都国立近代美術館と熊本市現代美術館で開催された展覧会。京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションを中心に、美術作品、マンガ、映像などを含む300点以上を展示し、インターネットやSNSが普及した現代社会における新たな「ドレス・ コード」、人々の装いの実践(ゲーム)を見つめ直すもの。
「project N 79 糸川ゆりえ」は、デッサンやスケッチの代わりに、書き留めたエッセイやメモを下敷きにして制作を行う画家・糸川ゆりえの特集展示となっている。
再開時の入場方法は事前予約制を予定しており、詳細が決まり次第、随時ウェブサイトにて案内するとしている。
東京オペラシティ アートギャラリーでは、今年の展覧会スケジュールを大きく変更。7月18日からを予定していた「生誕100 周年 石元泰博写真展(仮題)」「project N 80 守山友一朗」は、10月10日〜12月20日に会期変更となっている。