新型コロナウイルスの拡散防止のため、アメリカ人アーティスト、ダニエル・アーシャムとポケモンによるコラボレーションプロジェクト「Daniel Arsham × Pokémon」の始動が中止・延期を余儀なくされた。
香港のアートフェア「アート・バーゼル香港」(3月16日〜3月21日)や、渋谷のPARCO MUSEUM TOKYO(4月17日〜4月28日)、NANZUKA(4月17日〜5月28日)、六本木ヒルズ(4月24日〜5月6日)で予定されていた個展およびパブリック・アートの展示は、すべて中止もしくは延期となった。
プロジェクトの延期について、アーシャムは「3月12日にスタジオがクローズしてから、自宅でずっとポケモンを描いています。『アートは生き続ける』と言い聞かせながら」とコメントしている。
そんななか、プロジェクトの一環として展覧会と合わせて展開予定の関連商品は一部4月より発売。24日には、アーシャムが今回の彫刻作品シリーズ「Relics of Kanto Through Time(西暦3020年に発掘した『ポケットモンスター 赤・緑 』の世界)」のために描いたドローイングを用いたカプセルコレクションが、国内外のユニクロの一部店舗とECサイトでローンチ予定だ。