今年開館する京都市京セラ美術館の大規模改修を手がけ、同館館長にも就任するなど話題を集める建築家・青木淳。その新プロジェクトが、2月1日に誕生するルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋だ。
青木はこれまで、ルイヴィトンの表参道店をはじめ、松屋銀座店や銀座並木通り店、名古屋店、六本木ヒルズ店など多数の店舗を手がけてきた。
今回オープンするメゾン 大阪御堂筋は、日本最大規模の店舗。注目したいのはそのファサードだ。
青木は、かつて海の街であった大阪の歴史を彷彿させる菱垣廻船から着想を得て、帆を立てた船のような外観を設計。パリにある、フランク・ゲーリー設計のフォンダシオン ルイ・ヴィトンをも彷彿とさせる。
いっぽう1階から4階までの内装は、数々の高級メゾンの建築を手がけてきた建築家ピーター・マリノが担当。最上階の7階には、SUGALABOのオーナーシェフ・須賀洋介が手掛けるルイ・ヴィトン初のカフェ「LE CAFE V(ル・カフェ・ヴィー)」がオープンする。