「博物館でお花見を」
東博で開催中のお花見イベントをチェック

桜の名所・上野の東京国立博物館が、春の恒例企画「博物館でお花見を」を4月8日まで開催中。桜にちなんだ名品の展示や様々なイベントの開催が行われる。

東京国立博物館 庭園風景

 桜の季節を前に、都内随一の桜の名所・上野公園の東京国立博物館で、今年も桜にちなんだ名品の展示や、さまざまなイベントが開催される春の恒例企画「博物館でお花見を」が4月8日まで開催されている。

鳥居清長 飛鳥山花見 江戸時代・18世紀 (3月20日から公開)

 本館では国宝《花下遊楽図屏風》などの桜を描いた絵画や、桜をモチーフにした工芸品、サクラ材の仏像など、桜に関連した様々な作品が展示される。該当の作品にはキャプションに桜マークが付いているというので、要チェック。

狩野長信 国宝 花下遊楽図屏風(部分) 江戸時代・17世紀

 「博物館でお花見を」の期間中はスタンプラリーも行われる。本館展示室の5つのポイントでスタンプを集めると、オリジナル缶バッジがプレゼント。

 また、ふだんは立ち入りができない東博自慢の庭園で、ゆっくりお花見ができるのも本イベントならでは。カフェもオープンするほか、3月30日〜31日、4月6日〜7日は桜のライトアップも行われる。

東京国立博物館 庭園ライトアップ風景

 そのほかにも、入館料のみで楽しめる、職員らによる鑑賞ガイドやギャラリートーク、ワークショップ、ミニコンサートなど目白押しだ。詳しくはホームページを参照してほしい。

 なお、「博物館でお花見を」の観覧料金にて、同時開催中の展覧会「アラビアの道―サウジアラビア王国の至宝」展(5月13日まで)も見ることができる。

編集部

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