桜の季節を前に、都内随一の桜の名所・上野公園の東京国立博物館で、今年も桜にちなんだ名品の展示や、さまざまなイベントが開催される春の恒例企画「博物館でお花見を」が4月8日まで開催されている。
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本館では国宝《花下遊楽図屏風》などの桜を描いた絵画や、桜をモチーフにした工芸品、サクラ材の仏像など、桜に関連した様々な作品が展示される。該当の作品にはキャプションに桜マークが付いているというので、要チェック。
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「博物館でお花見を」の期間中はスタンプラリーも行われる。本館展示室の5つのポイントでスタンプを集めると、オリジナル缶バッジがプレゼント。
また、ふだんは立ち入りができない東博自慢の庭園で、ゆっくりお花見ができるのも本イベントならでは。カフェもオープンするほか、3月30日〜31日、4月6日〜7日は桜のライトアップも行われる。
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そのほかにも、入館料のみで楽しめる、職員らによる鑑賞ガイドやギャラリートーク、ワークショップ、ミニコンサートなど目白押しだ。詳しくはホームページを参照してほしい。
なお、「博物館でお花見を」の観覧料金にて、同時開催中の展覧会「アラビアの道―サウジアラビア王国の至宝」展(5月13日まで)も見ることができる。