広さ1000平米、高さ9メートルの空間を活かした大型インスタレーションに金氏徹平が挑む

大阪・北加賀屋の鋼材加工工場及び倉庫跡を利用したMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)で金氏徹平らの大型インスタレーションが公開される。会期は11月3日〜26日。

金氏徹平 手前:Splash &Flake(Pipeline/Kitakagaya) 2014、中央:Greenhouse for something 2010、奥:Games,Dance and the Constructions(Color Plywood)#1 2015 撮影=仲川あい

 かつて造船業で栄えた大阪・北加賀屋にあるMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)は、広さ約1000平米、高さ9メートルの鋼材加工工場及び倉庫跡を活用した、大型アート作品の収蔵庫だ。

 MASKでは作品の保管に加え、2014年より収蔵作品の一般公開を行っている。4度目となる今回は、メインアーティストに金氏徹平を据え、宇治野宗輝、久保田弘成、名和晃平、やなぎみわ、ヤノベケンジによる作品を展示。コラージュ的手法で多彩な表現を行う金氏が、MASKの空間全体とこれらの収蔵作品を活かした巨大インスタレーションに挑む。

 さらに、約60年前に建てられた文化住宅を再生し今夏にオープンした「千鳥文化」では、金氏による常設作品を初公開する。

編集部

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